新井紀子『AIに負けない子どもを育てる』 BS1スペシャル「あなたの隣の奇跡 地域を動かした人々の物語」
2019年 10月 18日
2019/10/18(金)
読んだ本。
新井紀子『AIに負けない子どもを育てる』東洋経済新報社、2019.9。
問題も多くついて、前のものの続編として面白い。
(参考)
新井紀子「AIに負けない子どもを育てる」 読解力が低下している大人にも提言|好書好日
https://book.asahi.com/article/12774101
< 中高生の読解力低下とAIの限界を指摘し、ビジネス書としても反響を呼んだ『AIvs.教科書が読めない子どもたち』の続編。本書では、読む力をつけて“AIに負けない人材”になるための具体策を提言する。
タイトルに「子ども」とあるが、読解力が低下しているのは大人も同じ。著者も述べているように、企業でも「メールや仕様書の誤読による予期しないトラブル」が頻発しているのだ。厄介なのは、本人にその自覚がないこと。契約書を正しく読めていないためミスが絶えないが、当人はなぜ叱られるのかわからない……。「うちにもそんな社員がいる」と膝(ひざ)を打った読者も多いのではないか。
人事担当者も危機感を感じているのか、著者らが考案したリーディングスキルテストを新人研修や採用時のスクリーニングに導入する企業が増えているという。なんとこの結果から、おおよその出身大学のみならず、“新しい環境に尻込みする”といった人物像まで推測できるらしい。
体験版が本書に収録されているので、ぜひお試しを。えっ、AI時代での活躍は厳しいと診断された? 諦めるのはまだ早い。読解力は大人になっても鍛えられるのだ。=朝日新聞2019年10月5日掲載>
2限目、アーツマネジメント論。伝統芸能と演芸、8つを写真で区別できるようにする授業。
録画していたBSNHKの番組。
NHKBS1 10月15日(火) 午後8時00分
BS1スペシャル「あなたの隣の奇跡 地域を動かした人々の物語」https://www4.nhk.or.jp/bs1sp/x/2019-10-15/11/13325/2420541/
<少子高齢化、人口流出…。暗い話題が多く聞かれる地方ですが、心配ばかりしなくても大丈夫!未来を切り開く“奇跡”は起きているんです。和歌山県では農家が売り上げを急増!3億円プレイヤーも!徳島の限界集落ではこの10年で外国人観光客がなんと34倍に!山口では地域を救いたいと素人が超高級日本酒を開発。1本60万円なのに海外で大人気!実は奇跡を起こすヒントはすぐそばにあるんです。地域を動かした人々の物語。>
「過疎の町に年間移住者300人 大分県豊後高田市」
<子育て世代が集まる過疎の町!県内ワースト2位の学力が14年連続トップレベル。大きな塾がない、それなら市でやろう!財源がない、それなら市民にお願いしよう!元教師、主婦、帰省した大学生が講師。幼児から高校生を対象にした約100講座が全て無料!衰退、衰退といわれる地方ですが、心配ばかりしなくても大丈夫!未来を切り開く“奇跡”は、あなたの身の回りで起きています。>
島根県邑南町「過疎の町に“A級グルメ”の店が続々オープン」
<「料理人がいれば地方は変わる」。次々生まれるレストラン、次々生まれる料理人。地元自慢の肉牛を東京に売り込もうとするが、量を揃えられず挫折。それなら発想を転換。都会に売るのではなく、地元に食べに来てもらおう!>