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浪花グランドロマン『愛の棲家』T-6(テシス)

2019/11/9(土)

最近、はやく劇場に行き過ぎる。

今日もそうだった。そんなに寒くなくてよかったな。

T-6(テシス)[元音太小屋]。前に一度行ったことはあるがまるで覚えていなかったが、地図がわかりやすくすぐついた。17時すぎの開演。初日。

浪花グランドロマン。関西テント演劇の雄だったところだ。

『愛の棲家』作:大竹野正典、構成・演出・音響:浦部善行。

大竹野正典さんの没後10年で、ずっと彼の作品をいろいろ拝見できている。

つらいのも多いが、どこかふっきれてコミカルだったりするものもあった。

これは、演出の工夫なんだろうが、吃音だった男のセールスマンが、セリフのダジャレをゼスチャーして、ろう者のような手話のような感じがする。違和感というよりも過剰すぎる会話劇。ずっと70分強続くときついなと思ったら、これは冒頭と後半にあって、意味があった。

古いアパートの一室。穴があいている。男(出本雅博)が、セールスに来て、女(関角直子)が、なぜか部屋に通しお茶を出す。ビニールの日本地図を売ろうとする。昔(5年前)に男が住んでいたところ・・・・

2(中谷仁美)は、冒頭傘をさして出てくる。中流の家庭の説明。子供もいて、平凡ながらこの男は別の世界では幸せな暮らしをしているのか・・・

古いアパートの元大家(めり)。女に目をやられたという。不思議なセリフも交じる。


by kogure613 | 2019-11-09 21:39 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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