山口桂『美意識の値段』
2020年 04月 28日
2020/4/28(火)
読んだ新書。この領域については、映画やドラマでちょっと見るぐらいなので、新鮮だった。
山口桂『美意識の値段』集英社新書、2020年。
https://shinsho.shueisha.co.jp/kikan/1008-b/
<◆内容◆
クリスティーズは世界二大オークション・ハウスのひとつ。
その日本法人の社長である著者は、長年東洋美術部門インターナショナル・ディレクターをつとめ、日本美術のスペシャリストとして多くの美術品と出会い、オークションを通じて、作品の橋渡しをしてきた。
本書は、オークションを取り巻く個性あふれる関係者、セールでの駆け引きはもちろん、美術品との数奇な出会い、真贋の見分け方、「歴史の一部」を預かるトップコレクター達の誇り、そして欧米でのオークション・ハウスと人々の関係等の逸話を紹介。
そして日本美術への想いを通して、アートと共にある生活を提案し、美意識の磨き方とそれをビジネスや人生に活かす視点を示す。
◆本書のポイント◆
◎鑑定ーー「人を見る眼は、モノを見る眼」
◎美術品の値段はどうやってきまるのか?
◎トップコレクターが持つ『歴史の一部』を預かるという意識
◎私とアートの半世紀
◎真贋をめぐるドラマ
◎「命懸け」の網干図屏風
◎「祟りじゃ!」な仏像
◎ドラッカーも日本美術の有名コレクターだった
◎世界に誇れる日本美術品は「文化外交官」である
◎「ホンモノ」を見抜く眼力の鍛え方
◎アートは「仕事に役立つ教養」なのか>
学校を9月入学にしたらどうか?という話題。
受験を控えている中高生は賛成するだろうなと思う。格差問題もあるし。
それにしても、共通テストがこんな風になるとは・・・
福島みずほさんが調べていた布マスクの調達先の4社目(妊婦向けなので、466億円とは別のようだが)が分かったのだが、かなり小さな会社だったこともあり、すこし騒がしい。ユースビオ(輸入はシマトレーディング)。