NHKスペシャル 「看護師たちの限界線〜密着 新型コロナ集中治療室〜」
2021年 04月 24日
2021/4/24(土)
再放送を録画していて、ようやく観た。
NHKスペシャル
「看護師たちの限界線〜密着 新型コロナ集中治療室〜」
NHKだからこそ、患者さんも看護師さんたちも撮影を許可したのだろうな、と思ったり、それよりも、ディレクターたちの熱意によるのかもな、と思ったりした。
https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/episode/te/4Y86J87K5V/
<東京で最大規模の医療機関である東京女子医科大学病院の集中治療室にカメラを据えた。防護服で体を覆い、汗だくで働く25歳の看護師は、ずっとホテルで一人暮らし。友達や家族にも会えない自粛生活。1年以上続くコロナとの闘いの中で心身共に疲れ果て、退職する看護師も出てきている。しかし、定年退職した看護師や妊娠8か月の看護師も現場に駆けつけ、仲間たちを支えた。第4波に備えて何ができるのか考えていく。>
http://jcc.jp/news/17104388/
<看護師たちの限界線・密着・新型コロナ集中治療室
東京女子医科大学病院がコロナの患者の受け入れを始めて9か月。
京河祐衣はホテルと病院を往復する日々を続けていた。
京河は自分が理想としてきた看護ができているのか分からなくなっていた。
過酷な労働に十分に報いられていないとも感じていた。
夏のボーナスは前の年の半分、冬は6割程度だった。
定期昇給も見送りになった。
背景にあるのがコロナによる病院の経営の悪化。
感染を恐れた人たちが受診を控えたことなどから収入が減少した。
女子医大病院では消化器内科など3つの病棟を閉鎖せざるをえなくなった。
看護師たちの収入の減少は全国で起きていて、4割の病院で冬のボーナスがカットされた。
国は看護師などに最大20万円を一時給付し、急場をしのごうとしている。
母・陽子は娘が追い詰められていると感じていた。
京河はついに病院に辞めたいと伝えた。
コロナとは一旦距離を置き、別の病院で看護の仕事を続けるつもりだという。
語り・藤原竜也。
厚生労働省の表記あり。
看護師長・中村邦子、大熊あとよのコメント。>
新型コロナICUの看護師たちに長期密着!『Nスペ』に反響「感謝でしかない」エンタメRBB 2021年4月17日(土) 23時18分https://www.rbbtoday.com/article/2021/04/17/187990.html
<「感謝でしかない。泣けてくる」「頭が下がる」
新型コロナ第4波が言われるなか放送されたNHKスペシャル「看護師たちの限界線~密着新型コロナ集中治療室~」。放送後、SNSには多くの書き込みがアップされた。
現場の窮状を知ってもらいたいとNHKスペシャルの長期取材に応じた東京女子医大病院。看護師長は「本当につなぎつなぎです」「明日はもつかなとか」と勤務表にチェックをいれながらコメントした。現場では、急激に重症化し患者の死に直面し、心身のバランスを崩す看護師も少なくなく、新型コロナを理由とした離職は全国の2割以上でおきているという。
一般病棟からICU勤務となった看護師は「回復した患者を見るのがやりがいだった」と話し、少しでも患者にとって良い環境を整えてあげたいと話す。が、現場は想像とかけ離れていた。最初は症状が軽く「大変だね」と看護師に気遣いをみせていた患者が、5日後に肺の機能が低下しICUへ。その4日後には自力で呼吸ができなくなった。それでも、患者はただ話せないだけだからといい「今日は正月だよ」などと話しかける看護師。
3年目の看護師は約1kgあるマスクをつけ、体を密閉してICUに入っていた。「(この状態は)いつまでも続くので、自分の心と体が折れたら終わり」と話した。彼女は感性予防のために都が容易したビジネスホテルで一人暮らし。「外でご飯を食べることはない。一般の人は普通に行ってますもんね。行きたいなとは思いますけど」。
SNSには一般の人との生活のギャップに胸を痛める声もあった。「妊娠中の看護師さんまで現場に戻られてる」「私達と同じ世界を生きている人間なのに、仕事の過酷さが、並大抵ではない」…。
Nスペではこうした一部の病院へ集中する負担について、新型コロナをめぐるいびつな構造を指摘。全国7628の医療機関のうち、コロナ患者受け入れ実績ありと回答したのは29%、なかでも人工呼吸器など使用した受け入れ実績あるのは7.6%と1割をきっていた。
今回の放送については、「多くの人に見てほしいと思った」という感想も複数見られた。21日、NHK総合1(東京)午前0:25~午前1:14に再放送予定となっている。>
明日の衆院補選2つと参院再選挙、名古屋市長選はとても気になるところ。
投票率は特に心配だ。
ようやく、テレビでも、コロナと五輪というテーマが語られ出した。