中村文則『銃』
2022年 07月 14日
2022/7/14(木)
れいわ新選組の八幡愛が話していた若い小説家、中村文則。
デビュー作、中村文則『銃』(河出文庫、2012年、2016年に単行本)
筆者によると、23歳から24歳の頃、東京でフリーターをしながら。何かに取り憑かれたように書いたもので、作者の私小説とまでは言わないまでも、身近な風景や心象とのリンクはかなり強いものだったのかもなあと思う。
正直、読みづらい。自分のなかでああだこうだ、いやこうだ、という内面の逡巡が、直木賞的な小説のような俯瞰的、物語展開的な流れがない。
でも、警察官とのやりとりは面白い。女性との関係は、苦しすぎる。大学の男仲間はあまりにも薄い描写。
現実の先取り的な小説なのかも知れない。電車の中での発砲。
銃にしか、自分を支えるものがないという、居場所なしの絶対的孤立状態。
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309411668/
<昨日、私は拳銃を拾った。これ程美しいものを、他に知らない――いま最も注目されている作家・中村文則のデビュー作が装いも新たについに河出文庫で登場! 単行本未収録小説「火」も併録。
「次は…人間を撃ちたいと思っているんでしょう?」
雨が降りしきる河原で大学生の西川が<出会った>動かなくなっていた男、その傍らに落ちていた黒い物体。圧倒的な美しさと存在感を持つ「銃」に魅せられた彼はやがて、「私はいつか拳銃を撃つ」という確信を持つようになるのだが……。TVで流れる事件のニュース、突然の刑事の訪問——次第に追いつめられて行く中、西川が下した決断とは?
「衝撃でした。より一層、僕が文学を好きになる契機になった小説」(又吉直樹氏)
「孤独は向かってくるのではない 帰ってくるのだ」(綾野剛氏)
他、絶賛の声続々! 新潮新人賞を受賞した、中村文則、衝撃のデビュー作。ベストセラー&大江賞受賞作『掏摸(スリ)』の原点がここに!>
樟葉駅にいく月一回のルーティン。
帰りは、座銀。これも定期的。鴨のつけ麺も、最後にスープ入れて飲むのは、心斎橋と同じく、美味。
コロナ禍はまだまだ続きそうだ。
ウクライナ侵略、関心は少し薄まっているようだが、ロシアがかなり砲弾を打ち込んでいて、長期化するみたい。
円安も、140円に近づいている。
でも、安倍晋三・自民党等政治家と旧統一教会の関係が、襲撃事件によって、闇から少しずつ浮かび上がっている。旧統一教会、家庭同盟による、被害者の実態も少しずつ世間に見えだしている。

