『守銭奴 ザ・マネー・クレイジー』演出:シルヴィウ・プルカレーテ 主役:佐々木蔵之介
2023年 04月 18日
2023/4/18(火)
東京芸術祭2022 芸劇オータムセレクション『守銭奴 ザ・マネー・クレイジー』
https://www.geigeki.jp/performance/theater321/
作:モリエール
翻訳:秋⼭伸⼦
演出:シルヴィウ・プルカレーテ
NHKの録画鑑賞。
舞台映像で、モリエールの『守銭奴』を観るのは、多分初めて。
『人間ぎらい』とともに、なんとなく学生の頃、教養として読んだ気もしたが、ほとんど忘れていた。
でも、ストーリーは、後半の展開はびっくりだが、最初は、分かりやすい構図。
喜劇の要素である、繰り返しも笑えてします。たとえば、アルパコンと執事ヴァレールとの会話。ヴァレールは、恋人エリーズの縁談について、何とか主人に考え直させようとするが、「持参金なしでだぞ」という言葉に何度も腰を折られてしまう。
エリーズは、とても不器用にリコーダーを吹いている。そのあと、マリアーヌからもらったリコーダーでは、少し上手になっている。
そして、最後に、もらったサックスでは、ちゃんとした、演奏(と思ったが、エアだったようだ)。
<とてつもないケチのアルパゴン(佐々木蔵之介)には年頃の子供が二人いて、それぞれに結婚しようと思っている恋人がいる。だが、結婚しようにも、アルパゴンは金を全く出してくれない。おまけに、アルパゴンは子供二人の結婚相手を無理に決めようとする。さらに、アルパゴンは息子クレアント(竹内將人)の恋人マリアーヌ(天野はな)と結婚しようとする。この劇は、人物相関図を描いた方がわかりやすいかもしれない。アルパゴンの娘エリーズ(大西礼芳)は、執事のヴァレール(加治将樹)と恋仲だが、アルパゴンはエリーズとナポリの貴族アンセルム(=ドン・トーマ・ダルブルチ 壤晴彦)を結婚させようとする。さらに、そのアンセルムはヴァレールとマリアーヌの父親であることがのちに分かる。>
佐々木蔵之介/加治将樹 竹内將人 大西礼芳 天野はな/茂手木桜子 菊池銀河 安東信助/
長谷川朝晴 阿南健治 手塚とおる 壤 晴彦
【驚きの詰まった観劇体験。『守銭奴 ザ・マネー・クレイジー』で観たことのない佐々木蔵之介を観よ!】釣木文恵
https://spice.eplus.jp/articles/311218
<ミニマムで美しい舞台美術の中に登場した佐々木蔵之介の姿に、まず「!?」と驚かされる。禿頭で白髪、杖をついて歩き回り、周囲を疑っては口汚く攻め立てる主人公・アルパゴンは、全くかっこよくはない。けれど、その極度のケチっぷり、金が得られるとわかると豹変する態度、結婚しようとしている若い女の前ではちょっとカッコつけるところなど、その振る舞いの滑稽さが際立っていて、つい笑ってしまうし、目が離せなくなる。極端に見えてその実、彼は人間らしさの塊なのかもしれない。
<最初こそ、佐々木演じるアルパゴンのケチぶりに笑っているけれど、彼の病はむしろ、金への執着から来る周りの人々への猜疑心だ。家族や長年ともに過ごしてきた使用人たちを、信用することができない。その悲しみが、彼自身の演技はもちろん、作品後半の荒涼とした舞台からも伝わってくる。
<そこへ、思いがけないできごとが訪れる。終盤の物語の急展開ぶりには、歌舞伎の匂いも感じた(余談になるが、プルカレーテは鶴屋南北の歌舞伎作品『桜姫東文章』を全く違うアプローチで舞台作品にもしている。先月上演されたこちらも素晴らしかった!桜姫がミニセグウェイで登場するのだ)。喜劇でありながら、アルパゴンの疑り深さゆえにどこか常に重苦しさをまとっていた空気が一転、カーニバルが繰り広げられる。この時間は観客へのご褒美のようだ。
・・・・・・>
期日前投票へ。
前に投票していた議員さんの後任に入れようと思っていたら、同じ政党の別の候補からはがきが届く。
たぶん、票の配分か?とかってに思ってそちらの人に投票した。
金融機関で通帳を記帳。
前にエアコンを買ったり、この前は電子レンジを買ったりしたが、なんとか、2ヶ月前との比較で少しだけプラス。ただ、春は電気代が夏や冬に比べて少なくてすむので、安心はできない。
あまりの熱心さに根負けして、つみたてNISAを少しだけ始めている(月3万円)。こちらの運用収支額の通知が届いて、今回は評価損益プラスに。3ヶ月前はマイナスだったので、少しは安心か。

