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伊坂幸太郎『陽気なギャングの日常と襲撃』 

2023/11/14(火)

家で楽しめる芸術、エンタテイメントは、やはり、直木賞系の小説が一番。

あとは、NHKBSの映画ぐらい。おっと、妻が喜びそうなテレビドラマも大事だ。

 

ということで、少し前に読んでいた痛快小説をアップ。

小説を読むのに最適なのは大相撲かな。料理をしながらも、大相撲はなかなかにいい。

大相撲九州場所、大関と関脇が強い。何だか、こういうのは久しぶりやな。


陽気なギャングの映画もまた観たいとは思っている。

 

今日は、生命会社の人が来て、あとは昨日買い忘れたものを買うぐらい。

背割堤に歩きに行こうとか思ったが、少し曇ってきて、まずは洗濯したものを心配する。

 

 

伊坂幸太郎『陽気なギャングの日常と襲撃』祥伝社文庫 、2009年、2006年単行本。
<伊坂幸太郎ブームに火を点けた史上最強の天才強盗、あの4人組が帰って来た!嘘を見抜く名人は刃物男騒動に、演説の達人は「幻の女」探し、精確な体内時計を持つ女は謎の招待券の真意を追う。そして天才スリは殴打される中年男に遭遇――4つの奇妙な事件と、華麗な銀行襲撃の裏に、さらなる謎が連鎖する。文庫化記念ボーナス短編付き!>


本来独立して書いたミステリー小説のエッセンスを抽出して、新しいミステリーを創る。すごいことに伊坂は挑戦する。
https://www.honzuki.jp/book/41492/review/295556/
< 現在の文学界に君臨している天皇、なんでもいいから原稿をいただく、その原稿を本にすれば必ずベストセラーになるという作家。それは伊坂幸太郎、東野圭吾、村上春樹の3人と林真理子が言っている。
 陽気なギャングは4人で、主の犯行ターゲットは銀行。4人のメンバー。公務員で人の嘘を見抜くのが天才の成瀬。立て板に水の演説で聴衆を煙にまく響野。若き天才的掏りの久遠。超正確な体内時計を持つ雪子。
 銀行強盗はそれぞれの特徴をいかした、実行計画を成瀬が作成し、実施する。
 この作品。それぞれの特徴を生かした短中編4編が描かれる。この4編は多分独立した作品で、別々で伊坂が発表した作品を集めて収録したものと思われる。
 伊坂は、それぞれの4作品に描かれている場面を抽出し、それをエッセンスにして、新たな強盗事件の物語を5編目として作り上げている。
 地元大手の筒井ドラッグストアーが、小規模の薬屋を破壊して、ドラッグストアーを創ってゆく。それによって潰された小西薬店。両親は亡くなり、経営している小西の息子の次男は疲弊から交通事故を起こし、その補償に多額な慰謝料や治療費を請求され追い詰められる。そのため、筒井ドラッグストアーの一人娘良子を小西が誘拐して身代金を要求する。
 成瀬は人質の良子を救出しようとするが、良子は自分の父親のあくどい行為により、小西が追い詰められていることを知っていて、父親からお金を奪取して、小西に与えようとする。このあたりが作者伊坂の卓越した能力を彷彿とさせる。
 このために成瀬が、身代金奪取計画を策定して実行。身代金の一部は小西に支払われ、良子は解放される。
 この物語に、その前の4話のエピソードが差しはさまれる。伊坂ファンには嫌われること覚悟だが、何となく、伊坂の「どうだ俺は天才だろう」という思いを感じ私は少し敬遠してしまう。>


by kogure613 | 2023-11-14 21:46 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

こぐれのぶお・小暮宣雄 写真は春江おばあちゃんと・サボテンの花嬉しく 


by kogurenob
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