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イシグロショウヘイ『小説 サイダーのように言葉が湧き上がる』

2023/11/16(木)

秋深し 内閣不人気 万博も

秋雨や 選択探すも 見当たらず

盥回し ため息ばかり もみじ道

 

イシグロショウヘイ『小説 サイダーのように言葉が湧き上がる』角川文庫、2020年。

アニメーション映画を見ていて、その映画の監督が小説化したというので買っていた。

 

俳句部分は文字化されているので、分かりやすい。

ただ、若干、描写は少なめなので、アニメ映画を観ていない人はどうだろうか?とは思うが、まあ、観た人が多分小説になったらどうだろう?という感じで読むことが多いかも、私のように。

 

ただ、冒頭のシーンは映像が頭に浮かばなかった。

若い主人公(17歳男女)が、デイサービスデンターにバイトしたり、潰れるレコード店の整理をしたりと、何か、老人と若者の交流が楽しそうで、少し羨ましくもある。

 

<イシグロキョウヘイ監督自らが書き下ろしたノベライズが登場!
ノベライズでは映画にはなかったシーンも新たに追加収録!

17回目の夏、地方都市。コミュニケーションが苦手で、人から話しかけられないよう、
いつもヘッドホンを着用している少年・チェリー。
彼は口に出せない気持ちを趣味の俳句に乗せていた。

矯正中の大きな前歯を隠すため、いつもマスクをしている少女・スマイル。
人気動画主の彼女は、カワイイを見つけては動画を配信していた。

俳句以外では思ったことをなかなか口に出せないチェリーと、
見た目のコンプレックスをどうしても克服できないスマイルが、
ショッピングモールで出会い、やがてSNSを通じて少しずつ言葉を交わしていく。


by kogure613 | 2023-11-16 21:00 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

こぐれのぶお・小暮宣雄 写真は春江おばあちゃんと・サボテンの花嬉しく 


by kogurenob
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