盛大ないびきが向かいから聞こえる札幌のインターネットカフェにて
2006年 01月 31日
事務局の新人Nさんと4日間一緒である。
といっても、飛行機は別で、これってどちらかにトラブルがあっても、テストマストゴーオンのためなのだそうだ。
今日は午前中わたしがホテル監禁状態で、お掃除の方にドアをノックされたり、なんだか、変死体があるんじゃないのとひそひそいわれていないかなあとか変な想像をしながら、エリアーデのシャーマニズムを読み進める。
もっとゆっくりいてもいいよといっていたのに律儀なNさんは、二条市場でカニを食べてラーメンも食べてお土産までも差し入れしてくれて12時半にはバトンタッチ。札幌芸術の森では雪の中彫刻見て歩きなどというワイルドな企画があったりしていたが(かんじきを履いて雪の中の彫刻を見よう)、無類のすべってころりんのわたしは、売店で滑り止めラバーみたいなのを1575円で買い、大リーグギブスみたいに靴に不細工にとりつけて、歩いて20分ぐらい西にあるという北海道立近代美術館へ行く。
途中、北方博物館というのが植物園のなかにあると地図に見て行こうとしてたどり着けず、転びはしないけれど、いくどとなく、するっするっして、年配の女性に追い越されて北海道の人はすごいなあと思いつつ、ブーツの若い女性は、転びそうになってわっといって、ほくそえんだりして、ランチ700円、子羊のグリルで一息ついて、ようやくに美術館で片岡球子および院展関係の常設展とグラスアート展(螺旋階段を2階に行ったところ)を見る。近くにカエルカフェとか画廊カフェとかあったのだが何とかいう人の名前がついた道立美術館の案内があってそちらの方に歩いたので(趣があんまりない建物なので玄関だけ見て素通り)そのカフェ群はあきらめて、やっとインターネットカフェにたどり着いたという次第。
いま、暖かいコーンスープを飲み、盛大ないびき、これって無呼吸症ぽいなあと思いつつ、リクライニングルームって打ちづらい、今度はデスクタイプにしょうと思っているところです。夕飯は何にしようかなあ。