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これは、一つの風にそよがれた花はたんぽぽだと思った母さんのうれしい笑顔

いよいよ、新学期が近づく。
男山に向って歩くと目がしょぼしょぼ。昨年に突然発症したかも知れないブタクサ花粉症か。でも、時期がもっと去年は遅かった。芳江は今年は大丈夫かも。睡眠第一という。
朝、谷川俊太郎さんの有名な詩(これはのみのぴこ→絵本をさっそく発注する)をご自身も小学校でワークショップされていたのをテレビで見たことがあったので、全くそのまま真似て、少しの時間だけ、芳江と遊んだ。

「一つの風」というのは、中学生の頃ぐらいに書いたという子どもの作文の題名で、掃除をしていて、芳江が偶然それを見つけて二人で大切に読んだから、まったくたまたまの始まりである。

これは、一つの風
これは、一つの風にそよがれた花
これは、一つの風にそよがれた花はたんぽぽ
これは、一つの風にそよがれた花はたんぽぽだと思った母さん
これは、一つの風にそよがれた花はたんぽぽだと思った母さんのうれしい笑顔
これは、一つの風にそよがれた花はたんぽぽだと思った母さんのうれしい笑顔が写った写真

交代にここまでつけてから、芳江のお母さんが写っている数少ない写真の話をしながら朝ごはん。
大学では、1回生「自分探しの旅」の課題図書31冊を選んで表にする。
あと、シンデレラについてのアンケートをこれとアーツ鑑賞演習の授業のはじめにするので、それを作成。

売込隊ビーム『よせばいいのに』。三年前の再演。たしかOMSでみたはず(うーん、ちょっとおぼろげな記憶になっているが)なので、懐かしくも少し寂しい。
9ステージの予定を10ステージにして、大阪ジャングルインデペンデントシアターの千秋楽。満員。100名ちょっとほどのキャパだろうから、関西での動員力は軽く1000名ということだろうか。東京はまだ空席がかなりあるとのこと。

作・演出:横山拓也。19時半予定の開演で、最後になると、21時半を過ぎていた。



前説に山田かつろうと梅本真理恵が出て、面白く秘話とか販売促進とか、ゲスト(今日は石原正一)の紹介などがあって、これは確かにエンタテインメントとして不可欠かもなあと思わせるのだけれど、ちょっと帰りが遅くなるのが私にはつらい(歳です、はい)。たとえば、開場後、開演前にしてもいいのかなあと思ったりする。

方言とか「農民」をこれほど意識させていたかなあとか再演で変わった部分が気になる(いい意味で)。
ここの初期の作品は民俗学的な味わいがあって(コメディとシリアスを交互にしていた)、その部分が入り込んでいる。単なる笑劇にしないで置こうという意欲が見られて、興味深し。

ただ、終わりを知っている者として、それでも面白い部分と、知らないともっと面白い部分があるのは仕方がないところ。個人的にはもう少しテンポが流れる感じがこのテイストなら(しみじみするのもいいけれど、深さよりも「かろみ」のコメディという今回の舞台の性質上)いいのかなと思いつつ、楽しむ。
by kogure613 | 2006-03-27 23:47 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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