細い細い月 年度の最後の日 明日は2006年度のはじまり
2006年 03月 31日
編入生のゼミ選びにかかわる。話を聞きだすというのは、面接をしているようになってしまって、うまくいかない。これは、ただあなたにぴったりのゼミってどこだろうかということだから、連想ゲームみたいに頭に浮かぶことを言えばいいので、間違いとかないから、といってようやくなんとかなるようなものなのだろうね、きっと。
最近、メールでもそうなのだが、会う人ごとに、ご機嫌さんですねといわれる。川柳とか俳句とか作っているのでそう思われるのかなあ。まったく、上達しない。
でも、じつはとても不安なのである。授業の準備をしているのだけれど、本当にうまくいくのか、びくびくなのである。
そして、今年はタフもなく、授業をすべてタフのように楽しくしかも有意義にするのだ!と思うと芳江に言うと、去年も、そのまた前も同じように今頃は言っていたと言う。
そうなのかも知れない。でも、少しずつ、チューニングする術は向上しているはずだととりあえず、楽観的に思ってアーツ鑑賞演習の3回分(そのあと、清流劇場を見させてもらうことになった)のノートを作った。
そのなかでは、劇場の変遷やタイプのことに続いて、日本の演劇について60分ぐらいでしゃべるというものも作ってみた。小劇場演劇をはじめて見る学生に必要な最小限のことを伝えたいからだ。これは、ずいぶんと無理なことだろう。演劇史のご専門の方から見たら。
それに、中世や戦後よりも明治以降のことがあやふやなので、私がなんとか押さえていることを中心にまとめてみる。残りは、後期のアーツマネジメント論各論(演劇・ダンス)でまた劇場論的に振り返ることにしよう。
昨日も今日も行こうと思っていたステージがあったのだが、いけない。今日はうずめ劇場という北九州の劇団公演をぜひ見たいと思ったのだったが、どうも身動きがとれない。でも、明日は、娘が久しぶりに少し歌うので、こればかりは駆けつけたいと思っている。
○ 爪切らば夜空淡雪細き月 沌豚