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くたびれた月曜日

午前中京都府の会議。府庁の人たち向けの弁当を買って、
府庁からタクシーで大学。2960円。その間に食事。
タクシーの人は年配なのに京都橘大学にはじめて行くと言う。
日曜日、小沢征爾を外国の人と一緒に京都コンサートホールまで乗せたらしくて、
あとは、芸能人を乗せた自慢話が続く。はー。

専門演習は、全員が来た3回生、停電で昨日の怪談をしてあげた4回生と
忙しい。ずいぶんアドバイスをしたが、全員には出来ない。あとは、個別に研究室に来てもらおう。
5時限目は大学院授業で、6時限目は修論について。博物館ボランティアは自発的学習者であるというものと、実演芸術において鑑賞者開発というのは、どういうことなのか、について。

後者については、鑑賞者開発についての先行研究をまずまとめることをしてから、それが視覚芸術ではなく、実演芸術、とりわけ、小劇場演劇やコンテンポラリーダンスにおいては、どれだけ有効で、どのあたりはまるで未開発であるのかを明らかにしていく。そのときに、実演芸術が持つ固有な条件や利用する理論を紹介することが必要になる。

そのあと、各主体エレメント(創造団体側、鑑賞者側、つなぐ媒体+批評・ジャーナル側、行政・アーツNPOなど文化政策側)へと視点を移す。そして、最後に、各主体をつなぐことなどまとめとして実践的な提案などを行いたいのかなあとか、聞きながら思った。鑑賞者自身が自己開発していく話は、はじめのミュージアムボランティアの自己実現的活動とパラレルになるだろう。

今日は珍しく、タクシーのなかで、一度、ふと離人症ぎみになって、そのあと、どーっと空しさが押し寄せる。
21時ごろ椥辻、無性にビールが飲みたくなり、そのあと、少しまた虚脱感を覚える。

学期末、珍しく精神の方が弱っている。
明日は、すこしのんびりしよう。
Commented at 2006-07-25 19:23
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
by kogure613 | 2006-07-24 23:37 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(1)

こぐれのぶお・小暮宣雄 写真は春江おばあちゃんと・サボテンの花嬉しく 


by kogurenob