人気ブログランキング | 話題のタグを見る

栗東市のさきらで運営協議会 レジュメづくり

9/18(月)
10時から12時まで、栗東市のさきらで運営協議会。
サファリパークプロジェクトin栗東」は面白そうだし、地元の方々も興味津々。いい感じである。
真っ暗な洞窟がまさしく芸術人類学なのである!

後期のアーツの扉の最初のレジュメを早朝作ったので、さきらのスタッフに渡す。これは現代社会の課題という1回生中心の文学部も多く受講する自由学修領域の授業です。

レジュメは以下の通り。





2006年度後期 アーツの扉(0) 木曜日4限目 125教室

獲得目標 風流を感じよう!
1.アーツで「うっとり」するために、自分で選べるようになって、アーツの選択肢を増やす。
「自分探しの旅」を受けた人は覚えていると思うが、自分探しのため、そして、自らの感性・知性を柔軟にしてそれらを活性化するためには、逆説的だが、「自分忘れ」が必要となる。
自分忘れ、すなわち、何かにうっとりすることは、スポーツや素敵な衣食住文化からももたらされるが、一番その選択肢が豊富で自分にマッチするものを見つけやすいのは、アーツの分野である(と少なくとも筆者は思っている)。
つまり、音楽やダンス、演劇、映画、美術デザインなどさまざまなアーツによってうっとりをもたらされるようなきっかけづくりを行うこと、それが、この講義の主要な目標である。

2.息苦しいいまの「希望格差社会」時代を少しでも生きやすくしていくために自分で出来ることをさがす。
アーツは、明治以降美術はじめとして「芸術」という訳語とともに、主に西欧からもたらされてきたと考えられがちだが、日本・アジアでは、「風流」なこととして、もともとあったものでもある。どちらが上とか優れているとかではなく、アーツは、その価値をいかに柔軟で豊富に楽しめるかがキーとなる、風が流れるように、フローな状態で。 (アーツマネジメントへの誘いをしぜんとしていることになる:内緒だけれど)

3. 音楽などさまざまな芸術(芸能)を通じて、日本の歴史、文化の変遷を知る。
若いみなさんにとって、なじみのない音楽や芸能にも興味を持つことで、多くの世代との交流、過去の人たちの思いを少しでも実感できるようになる。日本の歴史は音楽などとともに実に身近にあって、でもわたしたちはほとんど知らない。そして、歴史を見ると、その起源がきちんと判明しないような庶民のさまざまなアーツがいっぱいあることも知って欲しいなと思う。

スケジュール
1. 9/21
2. 9/28
3. 10/5 
4. 10/12
5. 10/19
6. 10/26
7. 11/2
8. 11/9 中間リポート提出期限
9. 11/16
10+11. 11/19(日) 13:50~16:50
12. 11/30
13. 12/7
14. 12/14
15. 12/21  最終テスト


11/19(日) 障害のあるみなさんによる舞台芸術鑑賞授業
糸賀一雄記念賞舞台芸術祭「ロビンフッド・楽園の冒険」
場所:栗東芸術文化会館さきら大ホール
   JR栗東駅(京都から約25分)東口より数分
13:50 ロビー集合
14:00 開場
14:30 開演
16:40ごろ 終了
16:50 解散(出席カード提出)
料金:1500円(予定:なお、のちほど、1000円の大学からの助成あり)


注意
1.教科書『アーツマネジメントみち』は、ぜひ自分で読んでおいてください。特に、ダンスなどアーティストについて書いているところ。教室に持ってくる必要はなし(テストなどで引用は大歓迎。課題において、教科書による救済措置も準備します)。
2.指定したブログ(こぐれ日乗http://kogure.exblog.jp/、アーツたちばなhttp://kogurearts.exblog.jp/)は、こまめにチェックしてください。
3.レジュメを配りますが、すべてを書いてはいないので、かならず、ノートをとって下さい(テストではノートの持込のみ可)。私語は厳禁。飲み物だけ可。
4.毎回、短いコメントを出席チェックのためもあり、してもらいます。
5.芸術鑑賞を11/19にします。できるだけ参加してください。どうしても無理な人は前日に公開リハーサルがある予定なので、決まり次第告知します。

評価
○出席数
○中間レポート課題案 
A4ワープロ 提出期限は、11/9の授業終了時
2006年度、10~1月の間で、10種類の演劇ダンスを中心としたステージアーツ(いくらか音楽ライブも含めても可)セルフガイドを作成し、そのなかから一つ実際に鑑賞して、その感想(800字程度)をレポートせよ。なお、セルフガイドのスタイルは、以下をモデルにすること。

(1)6/2(金)19:00開演 劇団黒テント公演『ど』 構成・演出:山元清多
             京都芸術センター・講堂(京都市) 2500円(学生前売)
(2)6/3(土)18:00開演 コンサートイベント『音と共に時空を超える』 出演者:サカキマンゴー(パーカッショニスト)
             ボーダレス・アートギャラリーNO-MA(近江八幡市) 1200円(ドリンク付)
(3)6/4(日)15:00開演 ダンスユニット・セレノグラフィカ公演『二つの岸辺~トリオバージョン』
              振付・構成:隈地茉歩
              アトリエ劇研(京都市) 2000円(前売)
(4)・・・・・・・・・・・
      
by kogure613 | 2006-09-18 18:46 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

こぐれのぶお・小暮宣雄 写真は春江おばあちゃんと・サボテンの花嬉しく 


by kogurenob