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感慨ふかく・・・

ようやく、企業メセナも「文化政策」であると正面向いて言われだしているのですね。
わたしは、むかしからそういう授業をしていますが、これは自分だけのものだったのかも知れない、そして、ようやく文化政策の全貌が何とか見えてきたのか!と思うと
じつに、感慨ふかく・・・
でも、この山科の地においては、びみょうにふくざつな気持ちでもあります(いや、ありましたと過去形にします。それは、次のブログで明らかにしています)。
まあそれはそれ。いいのです。しかたがないのです。
紆余曲折、螺旋のように文化政策とアーツマネジメントはすすむのです、はい。以下、メールの転載です。
新年1月18日は第5回研究部会を予定しています。公開で行いますので、
ご興味のあるご担当のみなさまはぜひ聴講にお越しください。企業メセナの社会的成果について、考える機会が欲しかった方におすすめです。
(ご所属・ご氏名・連絡先を明記してwakabayashi@mecenat.or.jpまで。
 ※会員限定・メセナ担当者限定)
当日は、文化政策や施設の開発・運営・評価に長く携わってこられた吉本光宏さん(ニッセイ基礎研究所 芸術文化プロジェクト室/企業メセナ協議会研究部会メンバー)にコメントいただきつつ、議論を深めてまいります。
【第5回研究部会】
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■日 時: 2007年1月18日(木) 15:00-17:30
■場 所: 企業メセナ協議会事務局(千代田区丸の内) 地下会議室C
■テーマ: 「文化政策となる企業メセナ、民間文化活動」
■内 容: ・事例紹介(事務局)
      ・コメント(コメンテーター:吉本光宏[ニッセイ基礎研究所])
      ・ディスカッション
企業メセナは、小さな領域かもしれないが、各社がポリシー、指針をもって取り組んでいる。時代の要請に応じて内容は変化するものの、「社会に役立とう」「社会の課題解決のため」「社会の再活性化のために」というポリシー(政策)は一貫している。民間の、極めて現実的な政策といえる。

実際、社会を変えうる小さな政策が機能している例がある。(地域活性、人材育成、稽古場不足解消、子育て支援、障害者の鑑賞支援等々)

例えば、直島でメセナを行うベネッセによる「東瀬戸内アートセンター構想」は、当初から現在のような形を考えていたわけではないとはいえ、アートで自然と人の営みを、東瀬戸内というエリアを単位に考える取り組みは、いまや「日本列島改造論」ともいえる。企業セクターから社会に対する、インパクトある提言になっている。
こういった、「文化政策/社会政策を担う企業メセナ」を、2006年の研究テーマである「企業メセナの成果(と課題)」のひとつと捉え、分析する。

■問合せ:事務局・若林 TEL:03-3213-3397

by kogure613 | 2006-12-27 16:37 | 情報収集 | Trackback | Comments(0)

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