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加藤泰監督『緋牡丹博徒―お命戴きます』 ドキュメント研究で、いまごろTAP

11/27(火)
生協の理事会が臨時に開かれるので、大学へ。

この前、2005とともに買っていたTAP(取手アートプログラム)2006の本にはDVDがついているので、ながら的に少し見出したのだが、事務処理を忘れてしまうぐらい、ぐいぐい引き込まれた(ヤノベケンジ映像はちゃんとまだ見ていない)。

藤本由紀夫さんって、何も特別なことはしていません、仕掛けなどないですといっている。空き地と和の住居の対比。計算機演奏ふくめ、もうかっこよくてたまらない。野村誠さんの「あーだ、こーだ、けーだ」の映像編集、ちょっとまとまりはよくはない。でも、それがねらいといえばねらいにはなる。おもしろいとつまらないとの境目だから。最後の「マルトノオンド」は、オンド・マルトノ自身、その姿も音も魅力的で、いまからみるとクラシカルな電波楽器なので、駄洒落もまたゆかしい感じがした。新作する盆踊りと音頭の乗り自体も興味深い。わいわい音頭から続いているし。

昨日、京都新聞夕刊に、演歌歌手・戸田智江=浪曲師・浪花亭友歌の記事あり。30歳代の女性3人の記事も前に読んだ関東一人に関西二人)し、若手の浪曲家のニュースはテレビなどでもありそうで、少しマークが必要。浪曲とか研究する学生はいないかなあ・・・

16時から歯科医。とりあえずの親知らず。同社大は学園祭で院の授業はなし。夜、観劇予定だったが、歯医者に行くともうあと出る余力がない。
それに、日曜日の講演、レジュメは必要だろうと思うので、それを少し。
この宇治市でのレクチャーは、45分間だということ。12/2の午後2時半ぐらいからみたいで、前後には、三曲演奏や室内合奏や詠吟などがはさまっている。レクチャー芸の披露はこりゃ、むずかしい。レジュメを作っておく。[moreにその原稿]

そのあと、映画(ビデオ)鑑賞。いやあ、想像以上にスタイリッシュでローアングルカメラの映画だった。加藤泰監督『緋牡丹博徒―お命戴きます』93分(オリジナル全長版)、東映京都、1971年。コンテがしっかりしているらしく、びしっと演技が決まる。決めやすかったと藤純子。相手役の鶴田浩二は渋く、少年もかわいい。ローアングルにするために、穴を掘ってカメラを下から映したという。その分、立ち回りで大きく移動したりはできない。その禁欲が、派手さよりも静謐な画面づくりになったのだろうなあと思うけれど、それよりも、ああ、悪はいつの世も、と防衛疑獄騒ぎの昨今を思う。



宇治市の芸術文化振興と、文化による街づくりについて小暮宣雄@京都橘大学
宇治市芸術文化協会(仮称)設立総会2007.12.2宇治市生涯学習センター

1)はじめに~自己紹介をかねて~
恥ずかしながら、宇治の近くに住んでいるのですが・・・  
地域アイデンティティと産業おこし、ふるさと創生、地域創造
京都府で各種委員をさせていただいていて

2)文化の街づくり~アーツを通じて幸せを~
街・町・まち 間―地 
アーツ=いろんな芸術・工芸・デザイン 
芸=藝(薫り高い若木を植える) 術(art)専門的技能を操る
①街には術
②街に市庭
③街に祭を
④街つかい
⑤街あそび

3)宇治市芸術文化協会(仮称)に期待するもの
①親近感
②責任感
③カオス
④一体性
⑤卓越性

宇治のこころ、宇治の芸術文化を
未来へ世界へそして一人ひとりへ
by kogure613 | 2007-11-27 22:23 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

こぐれのぶお・小暮宣雄 写真は春江おばあちゃんと・サボテンの花嬉しく 


by kogurenob
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