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小暮はな@上屋劇場

12/8(土)
神戸へ。
元町商店街のにぎわい。お茶が飲みたいなと思っていたら、試飲のお茶が出されてそのまま購入してしまう。うまい。
南京町に入るとすぐに串。これにも思わず手が出る。中国観光気分に簡単になれるので不思議。しょうがの砂糖漬けをかじりながら風邪予防(少し危ない感じだったので)。
中国茶を入れてくれる茶房に入る。お茶するのには高いなあとひるんだが、丁寧に入れてくれるので、何だか気持ちよし。そのあと、自分たちでお茶を入れるのに挑戦。ゆっくりと時間が経つ。おつまみのひまわりの種、皮付きなので、それもまたゆっくり出来る要因。

17時になったので、上屋劇場へ。神戸発「ナマウタヂカラvol.1」。
タワーサイドホテルに通じる陸橋を渡って降りるとすぐ。あっけないぐらい近いが、どうしても倉庫群なのでさびしい感じがする。
親戚の方がいてくれて、久しぶりにお会いする。従兄弟のお嫁さん。従兄弟は忘年会だという。
はなが来て、19時20分ぐらいから40分、7曲ということ。
それまで、はまぐちさくら、加藤健二郎(バグパイプの衣装がなかなかだったし、バクパイプ演奏を間近で見たのははじめてかも)。

マリンバ(ビブラフォンやパーカッション、歌も)の影山朋子とギターの外山拓のフタリゴト。インスツルメントデュオ。
秋葉原のアイドル、中島聖恵。ピアノ伴奏のときとカラオケのときがある。いまどきのアイドルって大変そうだ。

そして、小暮はな。7曲。
1)ハトポッポー
2)レンゲ・・・・ハトポッポーと同時期に作った歌のようだ。CDにはないが4年ほどまえのはなを思い出す歌で、「手の中の花を」へと続く曲調のもの。
3)コンプレックス
4)お花畑で・・・・この二つは、「ボク」の少年主人公で作っていた頃の作品。「コンプレックス」という題名ではちょっとどういう歌か思い出せないのではないかとは思う。「コンプレックス(夜の風が・・・)」みたいな表示にしてもいいかも。

5)リタ・・・これは、新曲で芳江もはじめて聞いたという作品(しかし、またこれ以降に新曲が出来ているのですと東野さんがいっていた)。数年前に「劇」性を若干孕んだ歌が生まれていたことがあったが、そういう昔を思い出しつつ、しかし、より、大人的(前のはかなり怖ろしかったが「リタ」はそれほどでもなく穏やかといえばまあはなの中では穏やか)。

6)手の中の花を
7)空の下で・・・最後の2曲は前のルイードでも同じような位置に置かれて歌っていて、ある意味定番的にいまは歌おうという意思であろう。

はなとしては、この前のさきらのエントランスよりは小さいとしても、かなり大きな空間で歌ったわけだが、けっこう安心して聴き、見ることができたように思う。




2003年4月16日のこぐれ日録より
4/16(水)
基礎演習、リボンゼミ。みんな面白く話す。話すためのぬいぐるみなんていらないよと言われる。シゲヤン「i.d.」をみた3人がその驚きを話すと、他の連中もそれだったら、20日にいかないで19日にいって3本みなくちゃいけないと言う。先生、設定が失敗だよ、と言われておろおろ。嬉しい誤算だ。おとなしい学生も、散歩の話を静かに語るし、日記もみんなつけているようだ。日記を朗読する学生もいるが、それもまた味わい深し。

・・・・・

ネガポジ、はなのライブ。久しぶり。ベートーヴェンのCDが聴きたいと言っていたらしいので届ける。タフ3のチラシも一緒に。今回はアコースティックギター弾き語りが3人(組)。初めは、風博士。風博士は後半ベースとバイオリンが入る。フリッパーズギターを思い出す。始まったあとにから、だんだんお客が多くなっていく。

次に、小暮はな。9曲。
鳥になる日、君に捧げるうた、穴があいていた。3つはいままで通り。
「ハトポッポー」。これにはたまげた。また童謡路線と思わせて、実験性もあり、実験童謡というかアバンギャルド童歌。そして渋谷アピアのママへの追慕のうた「ママに寄せて」へ。これはぐっと沈潜する。

5曲目は、喫茶のんのパパの詩「愛たいな」につけた歌。ギターがかなり変化があって、昭和枯れすすきみたいな流し演歌歌手の風情あり(芳江はすでに聴いていたがぼくははじめて)。
まぼろし。これは定番。はなの馴染みの方には受けたと思うが、ちょっといつもよりも荒れていた感じがしたのは、3曲続けて初めて聴くものとの落差のためか。

おっと、囁くように歌う「緑の声」を忘れていた。これは、「愛たいな」の前か後かちゃんとメモらなかった。

ラストも新曲、レンゲ。これは冒険的ではなくて、少し日記風とでもいう小品。全体にギターの変化が少し大きくなって、声色も多彩になってきたかなと思う。ただ、びっくりして、ついていけない聴衆も多かったのではないかという心配もある。ここがアバンギャルド性とポピュラー性のブレンド具合の難しさだろう。20:25~21:01。

by kogure613 | 2007-12-08 23:39 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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