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第4回子どもの文化フォーラム(6/8)実行委員会

1/24(木)
午前中、3/26締め切りの文章を作って、企画広報課へメール。自己点検評価について。
主要科目の教育自己点検(教育モデル)というテーマ①は、「アーツマネジメント関連授業におけるアーツ読解と現場アクセス」というテーマにして、教育方法の改善と工夫(改善ヒント)というテーマ②は、長いが「マイ文化政策事典をつくる日々・レポートづくりと発表準備(1回生ゼミ)。地理的な理解や歴史の基礎の補充、それをもとにした企画力養成」というものにした。授業を振り返りながらあれこれ書いて提出(以下moreにて、そのほんの一部分)。

昼休み、学生学会総会に顔を出して、東部文化会館へ。
第4回子どもの文化フォーラム実行委員会。
6/8本番に向けて、演目も確定。手づくり楽器のライブである(大津市の音楽劇団さん)。今回初めて、2回公演になったり、ワークショップと連動したり、こんどの音楽ライブもなかなか楽しいものになりそうなのだ、次年度の自分探しの旅の授業に入れる予定。ただ、この授業が火曜日1限目なので、どれだけ受講生が集まるかな。

また、はじめて、山科でかえっこバザールをすることになっていて、6/8だけだと子どもたちが学習できないので、主役にはなれないから、事前に行うことになった。いまのところ、5/11頃に山科青少年活動センターをお願いできないかと思っていて、もし、都合がつけば、藤浩志さんに来てもらえればなあとつぶやく。正式にセットしたら、私かメンバーが藤さんにお願いしようかと思っている。そのまえに、いろいろノウハウを問い合わしたり、かえっこグッズの購入などを検討する必要あり。

他方、わたしは、08年度2回ゼミ生の顔を出来るだけ早く知って、うまく自発的にこの試みに参加していくようにする必要がある。前期のゼミは、かえっこと子どもの文化フォーラム中心にするのだが、その空気をどうつくるかだ。あと、4/29(火曜日=休日)が、うちは授業日になっていて、NPO法人山科醍醐こどものひろばさんが毎年行っているこどもフェスタとぶつかるのが残念ではあるが、ちょうど3時限目がゼミなので、4限目以降授業を入れていない学生がいれば、一緒に出かけようと思う(じつは、わたしは1限目と5限目に授業が入る予定なのだが・・・)。

早く帰って、のんびり。この前の音楽教材の続きを作る。
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4. ブラス、路上の音楽へ
① 篠田昌巳『COMPOSTELA』1990
1-1 しあわせなユダヤ人   クレツマー音楽
1-2 プリパ  アイルランド民謡

② COMPOSTELA『歩く人』1995
2-1 反射する道(篠田昌巳作曲)

③ 林栄一・中尾勘二・関島岳郎『PHOTON』1999
3-1 反射する道(篠田昌巳作曲)

④ 大熊亘ユニット『シカラムータ』1998
4-1 往復ヂンタ
4-2 ブンク・マンチャの踊り(大熊亘作曲)
4-3 吾妻八景 お囃子(ちんどん)
4-4 四丁目 お囃子(ちんどん)

⑤ こまっちゃクレズマ『こまっちゃくれ』梅津和時率いるクレツマー(クレズマ)
5-1 RUMELAJ
5-2 JINTA

⑥ フレイレフジャンボリー『クレイズマの花は甘く咲く』2003 瀬戸信行他
6-1 Yiddish Charleston
6-2 Disco Bhangra インドの結婚式音楽

⑦ 映画『UNDERGROUND』(エミール・クストリッツァ監督、1995)のサントラより
7-1 WEDDING

⑧三田村管打団?『!』 森本アリ代表
8-1 ふくろう(亀井奈緒子作曲)
8-2 山科音頭(市川昭介作曲、橋本鈴子作詞)
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More 自己点検評価の一部分

テーマ①アーツマネジメント関連授業におけるアーツ読解と現場アクセス
Ⅱ 教育内容設定・授業方法・評価などにおける工夫とその効果 *効果的だった方法や工夫についてご記入下さい。
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② アーツ鑑賞演習では、今年度はじめて土曜日隔週、3限目4限目連続の授業とした。まず、前期の鑑賞演習(演劇・ダンス)では、小劇場の場所を中心とした京都市内のアーツシーンを歩きながら示すことで、方向音痴、現場行かずインターネット頼りになりがちな学生にフィールドワークの醍醐味を少しでもまず植え付けようとした。恵文社一乗寺店にまず集まりそこのユニークな選書や雑貨、ギャラリーになじんだ後、アトリエ劇研と人間座スタジオを見学した。そのあと、演劇の映像鑑賞を通じで見方を伝え、実際に人間座スタジオで上品舞台芸術劇団の公演を鑑賞。その後、出演者と演出者のトークを特別に聴かせていただいた。また、後期のアーツ鑑賞演習では、音楽と美術をメインにしながら、学生たちがなかなか触れないクラシック音楽や日本の伝統音楽、伝統芸能の音源や映像をフルに使い、アーツの読解力の向上に努めるとともに、美術分野では、ボーダレスミュージアムNO-MAへ行き展覧会を鑑賞するだけではなく、障碍者との絵画ワークショップに実際に参加して体験するとともに、その準備や後かたづけ(アーツマネジメント的体験)も行った。12月には、四条にあるお寺ハウスでの展覧会も鑑賞、そのあとのトーク・音楽鑑賞を行う。そのさい、近くのライブハウス、磔磔への足をのばし、現場へのアクセス機会を作った。
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テーマ②マイ文化政策事典をつくる日々・レポートづくりと発表準備(1回生ゼミ)。地理的な理解や歴史の基礎の補充、それをもとにした企画力養成
Ⅱ 改善や工夫とその効果 *改善や工夫を行ったことで現れた効果についてご記入ください。
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文化政策基礎演習後期(Ⅱ)において、はじめての試みであるが、中学入試ドリルとして発売されている都道府県などの地理白地図帳を使って、まず、47都道府県を地理的にどれだけ同定できるかを試した。予想通り(いや以上か)、まるで出来ていないので、全部書けるところから初め、マイ事典は、自分の関心事項を中心として、47都道府県+αを調べて提出するという課題とした。祭りをテーマにしたり、郷土食、民謡、工芸(職人)など地域的特色のあるものを調べることで、ずいぶん知識とともに、地域文化の価値に目覚めたと思われる。
アーツマネジメント論Ⅰ(後期)においても、白地図を活用。受講生が70名弱だったこともあり、自分の出身県以外の都道府県を原則1地域担当させて、そこにおけるアーツシーン(アーツブレースとアーツ企画)を調べるという中間テスト課題をまず行ったが、これもアーツマネージャーが自分たちの伝えたいアーツ(芸術グループ)をどうやって、他の地域へと伝えるかという実践的課題となったと思われる。
また、特に伝統音楽やクラシック音楽を説明するときに必要なのが歴史的な素養であり、これはまったく知らないという前提で出来るだけわかりやすく話すことに努めるとともに、逆に、音楽や劇場、文化政策の歴史を知ることで、より広い歴史、影響波及関係を知るという相乗効果が幾分あったと思われる。
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by kogure613 | 2008-01-24 23:15 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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