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栗山民也『演出家の仕事』を活用

7/29(水)
夏学期最後の授業。
アーツマネジメント論は、MONO『きゅうりの花』で締める。ハッピーエンドではない演劇だったが、『なるべく派手な服を着る』を通過していたこともあり、比較しながら見せられたと思う。タフ3の映像を流して、後期の授業のイントロになるようなことも考えたが、DVDが途中からうまく映らなくなっていたことを忘れていた。

その前に、栗山民也『演出家の仕事』(岩波新書、2007年)のなかで、海外の劇場のところを使って、海外に弱い自分の授業を補強しておく。それ以外にもとても参考になる部分があるな。

第1章の「聞く」力に続き、第2章の「戯曲を読む」のところ。戯曲をちゃんと読まなくちゃと思う。「1.上演時間と同じように、読む」「2.そのなかに聞こえてくる音楽を見つける」「3.戯曲への批評性を持つ」「4.ト書きを読まずにせりふだけを読む」「5.作家よりも、いい読み手になる」「6.繰り返し読む」。なるほど!と感じる点多し。あと、井上やすし戯曲の鑑賞をしたくなる本でもあった。

第3章「稽古場から」で気になるフレーズ:濁った声の練習、「駄目出し」は良かったときに、「分かった」ときより「気持ち悪い」ときのほうがいい、未知の声を出してみる。最後が特に面白い。栗山さんは、稽古場でよく俳優にこういうのだそうだ:「あなたが今まで出したことのない声を聞きたい。だって、私たちは現実のなかで、こんな状況に出会ったことなどないのだから」。

授業のあと、井手上さんに来てもらって、地域公共政策人材養成のFD。11/1のめくるめく紙芝居公演とそのあとのトーク、ダンスで理科の3回ぐらいのワークショップ。そして、このアーツと福祉、アーツと教育をめぐる実践的文化政策に関する学修の場の検証シンポという方向はだいたい決まりつつある。

あと、採点(政治学は終わる)、そして、学部懇談会。18時から、さんまで懇親会。2名の先生をさそって、バーでワイルドターキー2杯。
by kogure613 | 2009-07-29 23:45 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

こぐれのぶお・小暮宣雄 写真は春江おばあちゃんと・サボテンの花嬉しく 


by kogurenob
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