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「秘密の本棚にそっと手を伸ばすように」京都文化論ができたらいいな

1/26(火)
午前中、レポートの採点。ゼミ生がきて世界劇場会議の出席のこととか、これからの専門ゼミの話などなど。

二条駅経由、JR太秦駅下車、京都府立嵯峨野高等学校「京都文化論」京都こすもす科の授業へ。

待っている間に、京都文化ベンチャーコンペティションのアイディア部門で最優秀賞だった生徒さんが挨拶に来てくれる。
彼女は、1年生の一昨年、この授業を受け(レジュメを発見:参考にアップしておきます)、2年生になった去年に応募したのだ。
その彼女ももう受験生、いまはセンター入試が終わってこれから本格的な受験・・大変だなあ、先生も含めて。でも、「京色パステル」のワークショップが1/30にあることなどを彼女が話し、もちろん、私も行くというと喜んでいた。

授業は、15:40~16:30。
「文化のまちをデザインしよう―秘密の本棚にそっと手を伸ばすように―」
手持ち資料→◎

1年生たちが夏休みに出したレポートを使ったりはしたが、いまいち双方向になれなかった点などが反省点。でも、まあまず無事に終わる。
聴いていただいた先生のうち、お一人は京都市のはしっこのエリアでそこがどんどん寂しくなっていって困っているという話を終わってからされていた。

京都駅で、買いたかった『週刊朝日』(2/5)を買う。ついでに、池田朗子さんの切り起し(香港)が載っている『カメラ日和』(3月号)と、『ディスカバー・ジャパン』(創刊3号―はじめてのニッポンカルチャー~能・狂言・文楽・歌舞伎・落語・華道』も。

はなが、ポルトガルのWeb雑誌に載っている。写真しか分からないのが残念。
http://hanakogure.exblog.jp/13571452/

1/23(土)の小暮はなのライブにいけなかったので、わざわざ聴いていただいた建築探偵たぬきさんのレビューを読む。
いつも、丁寧に記録していただいて、実にありがたい。以下、引用させていただく(若干、省略アリ)。
・・・・・・・・・
http://tanuki.la.coocan.jp/index.html より
 今年はじめてのライブでした。観客は少なかったかな。20人くらい。・・・
 新年らしい選曲だったように思います。古い歌と新しい歌とのコントラストがおもしろかった。古い歌は彼岸と此岸とがはっきりしているけど、新しい歌はそれを軽々と飛び越えている感じがしました。新春に合わせた選曲だから、たまたまそうなったのかも知れません。

 一番おもしろかったのは、曲間のトーク。ポルトガルのポルトの町のカモメの話をしてくれました。ポルトのカモメ(シーガル)だからポルトガルかと思ったら、それは関係なかった。カモメが港にいるときは海が荒れているそうです。ポルトの漁師さんにとってカモメは大事なともだちだという話でした。カモメは京都にも来るけど、きっとポルトのカモメは彼女にとって特別なのでしょう。カモメの話をする楽しそうな笑顔がそれを教えてくれました。それだけポルトの人たちが良い観客だったのでしょう。

 さて、わたしは歌を聴きながら、以前それを聴いたときのことを思い出していました。あのときは19世紀の大阪のことを考えていた。今は8世紀の恭仁京のことを考えている。歌を聴くと、そのときのことを思い出すと言いますが、その通りだと思う。音楽が人の思いを吸い取るのかも知れません。
 また次に聴いたときに、今日のことを思い出すのでしょうか。それはそれで楽しみです。・・・・・・・・・

by kogure613 | 2010-01-26 20:55 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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